最近、テレビやSNSでも「入場予約が取れない」と話題になっている万博。そんな大混雑のイベントに、私たち家族は思い切って参戦してきました。メンバーは、2歳の子どもと妊婦、そして60代の両親世代3人、30代の大人2人を加えた総勢7人。
「日曜日なら少しは空いているのでは?」と軽い気持ちで向かったのですが、そこには想像を超える現実が待っていました…。これから行く予定のある方、とくに妊婦さんや大人数で訪れる予定の方に、少しでも参考になれば幸いです。
※今回のレポートは 9月21日(日)来場者数226,000人 の状況です。
当日の流れ(タイムライン)
- 7:30 堺P&R駐車場着
- 8:45 万博西ゲート到着
- 9:10 優先ゲートから入場
- 9:20 PASONA館(妊婦優先利用、先着入場)
- 10:00 オーストラリア館(2か月前に抽選予約)
→館内で軽食休憩 - 13:10 いのち動的平衡館(当日予約)
- 14:00 フランス館(妊婦優先利用)
- 16:00 ウォータープラザで休憩
- 17:00 コモンズB見学
- 18:30 いのちのあかし(当日予約)
- 19:10 「アオと夜の虹のパレード」鑑賞
- 20:00 西ゲート出発
- 20:30 堺P&R駐車場着
この日、妊婦優先を利用したのは PASONA館 と フランス館。
当日予約で入れたのは いのち動的平衡館 と いのちのあかし でした。
妊婦優先レーンの実態
妊婦向けの優先入場はとてもありがたいシステムですが、館によって条件が異なりました。
- PASONA館:妊婦+同伴人数に制限なし
- フランス館:妊婦+同伴2人まで
また、人気のイタリア館やクウェート館は優先ゲート自体が閉鎖中。優先レーンがあっても常に使えるわけではないので注意が必要です。
当日予約のコツ
今回体験して分かったのは、入場ゲートを通過した瞬間に当日予約を押さえることの重要さです。
- 9:10頃:「いのち動的平衡館」を確保
- 15:00頃:「いのちのあかし」を確保
朝一で入場したとき、いくつかのパビリオンはまだ空き表示でした。そのため、パビリオンに並んでいる間に、当日予約を抑えるのがおすすめです。
また、今回は7人全員で予約を取ろうとすると予約が取れなかったので、3人+4人に分けて予約しました。大人数で行く場合、この作戦は必須だと思います。
持って行ってよかったアイテム
水筒
会場内には32か所の給水スポットがあります。水筒が一本あるだけでとても便利でした。飲み物代の節約にもつながります。
軽食(お菓子・パン・おにぎり)
正直、ご飯類は値段が高めでどこも行列…。7人分を購入すると1万円近く飛ぶ勢いです。私たちは気になる料理だけ購入し、基本は持参したパンやおにぎりでお腹を満たしました。
入場券QRコードのスクショ
全員分のQRコードを代表者のスマホに集約。LINEグループにもスクショを共有しておくと、誰でも提示できて安心でした。
うちわ+貼り付け地図
スマホは予約争奪戦で常に使用中。地図は紙で持っておくのが正解でした。私たちは「つじさん」がSNSで公開している地図をプリントし、うちわに貼り付けて活用。混雑の中でも確認しやすく、とても助かりました。
当日予約確認ツール(えびさん作)
公式アプリは検索やスクロールが多く不便ですが、えびさん作のツールは一覧表示で一目瞭然でした。車いすなどの制限付きの予約も除外でき、快適に使えました。
まとめ
22万人を超える来場者数で正直ヘトヘトになりましたが、妊婦優先レーンと当日予約をうまく活用できたことで、満足度の高い一日になりました。
とくに感じたポイントは以下の3つです。
- 朝一で入場し、人気館に並びつつ当日予約を押さえることが最重要
- 大人数の場合はグループを分けて予約を取るべし
- 食べ物・水は持参で負担を減らすと快適
今後行かれる方は、少しでも計画的に準備して、効率よくパビリオンを回ってみてください。事前準備することで、きっと「大変だったけど楽しかった!」と思える一日になるはずです。

皆さんもぜひ、良い万博ライフを!

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